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巻頭文より

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◆2001年10月末の花まるだより巻頭文より(一部省略)

 

東京大学の学校臨床総合教育研究センターの招きで、発表する機会がありました。「親を巻き込んだ体験教室」について、教授のK氏から絶賛されました。

 

長年不登校やいじめの原因としての家族関係の問題を研究してきたが、思春期の入り口でもっとも父の関与が必要な時期にそれが無いことが大きく影響している。

 

予防の視点から言うと、その時期に一緒に何か行動しながら話すのがよいことは分かっているのだが、実現できている学校は多くないし、まして父と子で一泊というのは聞いたことがない。目の付け所が凄いとまで言われました。

 

◆2004年9月末の花まるだより巻頭文より

 

外遊びの少なかった子ども、へっとへとになるまで遊び尽くすことのなかった子どもは、遊び下手の大人となって、もはや親世代の問題として露呈してきています。

 

Saliという不登校を中心とした悩みの相談室を作って2年。症状は様々ながら、主として思春期に子どもの問題が勃発した家庭の父親から、

 

「子どもとどう遊んでいいのか分からなかった」「自分自身があまり遊んで育っていない」

 

という訴えを多く聞くことが分かったのです。

 

一方で、活力ある子どものお父さんは、遊びに夢中になれる父さんです。

 

夏休みに、算数オリンピック数理教室主催で開催した「しのばず探偵団」という企画には、大勢の保護者が参加してくれました。数葉の写真から謎の場所の所在地を推理して、親子で捜索するという一種のウオークラリー。最初は母さんにせっつかれて参加したという表情だったお父さんも多かったのですが、一回戦が終わる頃から俄然表情が変わってきて、三回戦目のスタートの合図では、掛け値なしの全力疾走で駆け出す父さん続出でした。この「遊びに、目の色変えてむきになる父さん」こそ、ぜひ子どもに見せたい、伝えたい、この企画の狙いでした。

 

花まるは、子どもを健やかに元気に育てるために、目下、「親自身の遊び」「親子の遊び」に注目しています。親子遊びをライフワークにしたいという青年の入社により、大きな骨格ができてきました。それは、ともに走り回ることから始まると思います。次々に企画を提案していきますので、ぜひご参加ください。一緒に走りましょう。

 

要するに、何を言いたかったのかというと、「伊達や酔狂で『親子ゆきまつり』という企画を考えたわけではないのです。」ということです。きっと、花まるをよく理解してくださっている賢明な保護者の皆様の本音は、「そんなこと、もうよく分かっているよ。でも、行き来の運転はあるし、雪合戦なんてちょっとおっくうなんだよなあ」というところではないでしょうか。分かります。

 

でも、その気持ちを乗り越え、よいしょっとご参加を。親子でカンジキで雪道を歩き、家族オリジナルの造型作りに工夫を凝らし、片品村名物のでっかま(でっかいかまくら)の中で、オモチ入りの暖かいお汁粉を食べ、雪合戦で熱い父(母)の活躍を見せ、夜はナイタースキーで楽しく遊ぶ。

 

初心者のための無料レッスンもあります。JA全面支援で、造型大会にはJA賞が出たり、参加賞としての特産品などもおみやげになる予定です。

 

ぜひ、ご参加ください。

 

花まる学習会代表 高濱正伸 

 

アルゴクラブ
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