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「算数脳」とは

思考の壁を乗り超える『算数脳』

見える力

空間認識力

頭の中で自在に立体を
動かせる力。

紙の上に描かれた立体を、頭の中だけで自由自在にクルクルと動かしたり、手で触れられるようなリアルな3D映像として思い浮かべ、操ったりすることができる力。
算数に限らず、理科の天文の勉強などにも空間認識力が必要です。体を使って思い切り外遊びをした子ほど、身につく力です。

図形センス

見えないものが見える力。

図形問題が出題されたとき、そこには書かれていない補助線がパッと浮かんだり、必要な線だけが選択的に見えたりする力。
図形センスがある子は、定理を習っただけで、見えなくてはいけない図形と補助線が選択的に浮きだって見え、解くことができます。

試行錯誤力

手を動かして
あれこれ試す力。

戸惑ったらとにかく手を動かし、図形や絵を描くことで具体的なイメージから問題を解決しようとする力。
図や絵を描いてみたり、数字を代入してみたり、表にしてみたり…「手を動かしながら」考えることがポイントです。

発見力

「!」と思いつくことが
できる力。

今までに習ったことや知っていることにとらわれない、独創的な考えを生み出す力。
この力のある子は、複雑な図形問題などに向かい合った際も、「普段こうだ」という既成の枠をはずして考えることができ、柔軟な発想力で答えを見つけることができます。

詰める力

論理性

筋の通った論理的な
思考ができる力。

解答までのアプローチを順序よく、理詰めで考えることができる力。
文章題や国語の長文問題では、論理的破綻がないように考え、解答する力が必要です。論理力を鍛えるためには、家族で交わされる会話も大切です。

要約力

何が書いてあるかを
捉える力。

問題文のポイントを見抜き、問われている内容を短く煎じ詰めてしまう力。
問題というのはすべて出題者との対話です。「結局のところ、出題者や作者の言いたいことは何か」という視点をもち、他の情報に惑わされず、言いたいことや問われていることをきちんと抜き出せるかがポイントです。

精読力

一字一句じっくり
読める力。

特に文章題において、文中に隠れている「問題を解くヒント」を読み落とさない力。
この力がないと、じっくり集中して文を読み取ることができません。漫然と文章を読むと、必要な情報や大切な言葉を読み落としてしまい、長文問題・文章問題が不得手になりかねません。

意志力

自分で解くことに
こだわる力。

問題を解くために粘り強く、最後まで諦めない。やる気の炎を消さずにやり通す力。
言い換えれば「執念」「しつこさ」「こだわり」とも言い換えられるもの。「自分で考え、最後までやり遂げたい」という強い意志をもてると、やり遂げたときに大きな喜びとなって返ってきます。また、意志力のある子は、人生を生きる力も強くなります。

あそぶ力

イメージが見えて、詰めている中で、例えば「あれ?これだと周り道になっちゃうかな」と感じた瞬間にスッと自分のこだわりから離れられる柔軟さ。
この、自分を俯瞰する位置からいつも眺めていて、フレキシブルに道筋を変更できる能力というのは、思考力の重要な柱だと考えています。
別解を楽しめる子は最高レベルの能力がある子ですが、そこでもこの、やわらかく最善の道にいつでもスイッチできるセンスがものを言っています。ハンドルのあそびに近いかもしれません。
キツキツこだわらないで、自己をモニターし柔軟でいられる頭脳です。

小3までに育てたい「算数脳」とは

□「立体」や、概念そのものである「数」をリアルにイメージできる・必要な補助線が思い浮かぶ(=見える力)
□筋の通った論理的な思考を抜け漏れなくやりぬける(=詰める力)
□考え方を柔軟に変える・別解を考えることを楽しめる(=あそぶ力)
花まる学習会では、これらの「思考の壁」を突破するのに必要な力(見える力・詰める力・あそぶ力)を「算数脳」と呼んでいます。
算数脳は、小学校低学年期までに最も伸びる力。花まる学習会では、教室での授業や野外体験を通じて子どもたちの算数脳を鍛えます。
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