Rinコラム 『「花まる高学年コース」とは・・・→キーワードは「国語力」→』

『「花まる高学年コース」とは・・・→キーワードは「国語力」→』2005年2月号

3年生までの低学年コースでは、「学ぶ楽しさを知り、幼児期だからこそ伸びる力を伸ばし、家庭学習の習慣を身につけ」ることが、大きな目標です。

4年生から授業内容が大きく切り替わる「花まる高学年コース」では、さらにこれまで身につけた力の上に、「中学・高校に続く、本質的で本格的な学習の土台作り」が始まります。

立派な社会人という将来を見据えて、(たとえ中学受験をしてもしなくても)一番大切と花まるが考えているのは「国語力」です。それは一朝一夕につく力ではなく、まさに日頃の力といえます。また、問題集をいくら解いたからといって伸びる力でもありません。

国語力を身につけさせる為に必要なことは、実は5つあります。それは、①「正しいことば」②「調べる」③「本を読む」④「書く」⑤「まとめる」です。

①「正しいことば」は、以前巻頭文でもあったように、家庭で指摘しあう環境に尽きます。②「調べる」は、習慣ともいえます。わからないことを調べないと気がすまない。まさに高学年で行う“言葉ノート”そのものです。花まる漢検に向けての漢字学習もそうです。③「本を読む」は、ご両親の本好きなど環境も大き く影響するでしょうが、本から吸収する体験は、語彙力以外にも、他者への共感性・感受性の豊かさ・表現力などとも相関関係があることは明らかです。④「書く」つまり“書きたいことを自由自在に書く”という力。これは毎週のじゆう作文で、花まるが指導の目的としているものです。

そして最後の⑤「まとめる」。これは、“言いたいことを一行で”言える力です。この力が実は一番重要です。なぜかというと、どの教科でも、問われているものが何かをピンポイントで捉えられるかという“要約力”が全てだからです。

そして高学年コースの国語のテーマとなっているものが、この要約力になります。毎週千字を越える長文を読みこなす。そして、それを要約すると何の話なのか。講師が常に問いかけます。国語の長文以外にも、「知識のページ」では四字熟語の意味と使い方を学び、百人一首の暗唱、計算・算数文章題・なぞぺー・作 文と、先週の確認テストをこなします。

この、国語力の5つのポイントを見て、気付かれることがあると思います。それは、まさに社会に出たときに必要となる力だということです。日本人として恥じ ない正しい言葉を使い、分からない時にすぐ調べる習慣を持ち、読書から学び、自由自在に書き、人の話の要点をつかむ。これらを当たり前に出来れば、きっとどんな場所ででも、自分自身の力でやりたいことをやれる素地を持っているということ。

私たちの意識は、常に子ども達の「将来」に向けています。低学年時代に学ぶ楽しさを知ってもらい、高学年以降は、確かな国語力を身につけてもらうことを常に念頭において指導しています。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。