お知らせ
2026年10月8日(木)
【11/21(土)・11/28(土)】高濱出演! 教育番組「テレビ寺子屋」|フジテレビで放送予定です

教育番組「テレビ寺子屋」(テレビ静岡では日曜あさ6:30~、フジテレビほか全国22局で放送)に、高濱が出演しました!
\フジテレビでは11月に放送予定/
思春期・AI時代の子育てについて、高濱が語ります!
高濱の語りを、ぜひテレビでお楽しみください!
📺第2498回「思春期の心得 親が子どもにできること」高濱正伸(花まる学習会代表)
🌸フジテレビ
11/21(土)AM 4:52~
📺第2499回「AI時代に伸ばしたいチカラ」高濱正伸(花まる学習会代表)
🌸フジテレビ
11/28(土)AM 4:52~
(※放送日時は変更となる可能性がございます。)
📺第2498回「思春期の心得 親が子どもにできること」
子どもは思春期に入ると自立するためのエネルギーが沸き起こって、体や思考、そして「親の見え方」がガラリと変化します。「高校生になったら言うことを聞かなくなった。どう声をかければいいでしょうか?」という質問がきますが、思春期に一番大事なのは声のかけ方ではなく、まず「親側が考え方を切り替える」ことです。250年前にジャン=ジャック・ルソーが言っています。「子どもの自立を考えた時に、過保護や過干渉はもっとも残忍な行為だ」と。子どもに対して「自分がやってあげなきゃ、言ってあげなきゃ」という考えを捨てましょう。
では、思春期の子どもに対して、親にできることはなんでしょうか。この時期は、親以外の「人生の師匠」が子どもにとって重要なキーマンになります。ぜひ、「師匠」となる人と出会うきっかけを作ってあげてほしいと思います。一番わかりやすいのは部活の指導者や先輩です。私自身も高校時代に野球部だったおかげでいまの自分があると思っています。とても厳しかったけれど、叱られたこともすべてふくめて充実していました。思春期の出会いは、子どもの一生を左右することもあるくらい、心を動かすものです。本人の前向きな行動につながるよう、素敵な人との出会いや体験に向け背中を押してあげてください。山村留学、海外留学、講演会などに参加するのもいいですね。
また、思春期の子どもは親の本音を敏感に感じ取っている時期でもあります。この時期に本音で話せる習慣がついていると、長期的に良い関係を築きやすくなります。参考に「母と娘」「父と息子」のかかわり方についてお伝えします。
まず母親は、娘のことを新人OLが入社してきたと思って、女性の先輩として大人の関係を作ってみてください。「あなた、もう大人なんだよね。これからは大人の女性同士として話をしよう」ときちんと伝えるのも良いと思います。これまで歩んできた人生を、母娘二人だけの秘密として教えてあげることも、距離を縮めるのにとても有効です。
父親へのお勧めは、息子と2人で旅行をすること。旅行が難しければ、近距離のドライブなどでも構いません。目的を持って同じ時間、同じ経験を共にすることが大切です。男同士ですから、旅先での口数は多くないかもしれませんが、帰宅後の会話がスムーズになる傾向があるようです。
おたまじゃくしがカエルになったとき、教えてもらいたいのは「陸地でのジャンプの仕方」であって、親がいままでのように「水中を泳ぎなさい」と言っても時期が違う。子ども扱いしたり、干渉したりし過ぎず、そっと成長を見守ってほしいと思います。子どもが急に手から離れてしまって寂しく感じるかもしれませんが、今まで子どもに使っていた意識や時間を自分のために使って、新しい趣味を始めるなど、親自身が目標を持って邁進する姿を子どもに見せてあげてほしいと思います。
(番組HPより)
📺第2499回「AI時代に伸ばしたいチカラ」
AIが人間の知能を超える分岐点、「シンギュラリティ」が目前に迫ってきていると感じます。世の中は大きく変化し、仕事も変わる。例えば、ある大手企業では生成AIのエージェントを取り入れて、コンサルタント契約を終了したそうです。確かだったもの、当たり前だったものが、どうなるかわからない。そんな時代を生きる子どもたちにとって、必要なことはなんでしょうか。
「知識はAIに聞けば答えてくれるから覚えなくていい」と言う人がいますが、そんなことはありません。小学校・中学校・高等学校で学ぶ基礎的な知識や語彙力は確実に必要なものです。例えば、 AIに相対性理論について説明してもらっても、物理の知識が自分の頭になければ理解することができない。まず基礎となる知識を頭に入れておくことが大切です。
そのうえで、AI時代において一番大切だと言われているのは、軸を持って生きることです。軸を持っていない人は、いわゆる偏差値や年収といった「外の軸」に振り回されがちです。自分にとって大切な軸や価値観を持っている人は、たとえ環境や状況が変化しても、その変化に対応し、新しいことに挑戦できます。時代の変化に翻弄されないためにも、「自分の軸」をもって生きることが大切です。
では、「自分の軸」をどう育てれば良いかというと、私は日記をおすすめしています。大事なのは自分の心をしっかりと観察して、本当にワクワクしたこと、みんなは良いと言うけど自分はそう思わなかったこと、弱い自分、いやらしい自分も、全部隠さず書くこと。私自身も中学一年からずっと日記を書いています。学校では生徒会長をしていて良い人を演じることも多かったのですが、日記には「これは嘘の自分だ」と正直に書いていました。嘘のない気持ちを日記に書くことで、本当の自分を見抜くチカラを養うことができます。
家庭でできることとしては「哲学対話」です。答えのない議題に対して「自分はこう思う」という意見を出し合って議論をすると、「物事に対する考え方にはいろんな角度がある」ということが見えてきます。それが、人生で起きる物事に対して自分なりの答えを見つけることに生かされます。
そして忘れてはならないのが、根本的な土台となる「心」を大切にすること。その「心」は親を中心とした無条件の愛情をもらうことで養われます。その愛情の中で、子ども自身が好きなことを見つけ出し、追及できるよう、親は応援してあげてください。AIに聞けば何でも教えてくれますが、経験に勝るものはありません。実体験のなかで、「自分の軸」を持ち、「好き」を追求することで、変化の激しい時代を生き抜く「強い心」を育てていってほしいと思います。
(番組HPより)
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